Dd診断力てすと『白色海綿状母斑』デンタルダイヤモンド 2021年9月号
3.白色海綿状母斑 診断と経過 口腔内細菌検査の結果、口腔内常在菌の増加を認めたが、カンジダなどの真菌は検出されなかった。白板症などの粘膜疾患を疑い、生検術を施行し、白色海綿状母斑の病理組織学的診断を得た。以降、定期的な...
3.白色海綿状母斑 診断と経過 口腔内細菌検査の結果、口腔内常在菌の増加を認めたが、カンジダなどの真菌は検出されなかった。白板症などの粘膜疾患を疑い、生検術を施行し、白色海綿状母斑の病理組織学的診断を得た。以降、定期的な...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
3.a:metal tatoo、b:悪性黒色腫、 c:色素性母斑、d:メラニン色素沈着 口腔外科臨床のなかで、口腔粘膜色素異常の頻度は比較的高いが、そのほとんどは治療の必要のない生理的なものである。そこで、今回は口腔...
3.クローン病 臨床経過 既往からクローン病の口腔病変を疑い内科へ対診したが、消化器症状はなく、寛解状態であるため否定的であると診断された。ヘルペス性口内炎を疑い抗ウイルス薬の投与を行ったが改善なく、その後も短期間に増悪...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
4.セメント質骨異形成症 セメント質骨異形成症は顎骨骨体部に発生する非腫瘍性疾患であり、40代以降の女性に多くみられ、下顎前歯部や臼歯部に好発する。臨床症状に乏しく、X線写真において偶然に発見されることが多い。初期は根尖...
4.唾石症 頬部周囲には耳下腺や咬筋、頬筋などの筋組織、顎骨、脂肪組織などいろいろな組織が存在する。よって、頬部腫脹を認める場合には、腫瘍性疾患や炎症性疾患などさまざまな疾患を鑑別する必要がある。 耳下腺唾石症は50~6...
4.静脈湖 概要 静脈湖(Venous Lake)は、高齢者の口唇にできる青紫色のできものである。医学的には血管腫の一種であり、良性の腫瘤とされる。 静脈湖は、血管腫に属する疾患である。血管腫は、何らかの原因によって血管...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。