Dd診断力てすと『歯肉と頰粘膜の白色病変』デンタルダイヤモンド 2023年4月号

湯本浩通1) 山村佳子2) 石丸直澄3) 宮本洋二2) 
1)徳島大学大学院医歯薬学研究部 歯周歯内治療学分野
2)同 口腔外科学分野 3)同 口腔分子病態学分野

月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。
今回は2023年4月号より、「歯肉と頰粘膜の白色病変」についてです。

ゼネラルデンタルカタログ

図❶ 初診時の口腔内写真(右図:ミラー像)


図❷ 同、パノラマX線写真

  • 患者:74歳、女性
  • 主訴歯肉と左側頰粘膜の白色病変
  • 現病歴:近医にて口腔管理中に白色病変を指摘され、精査・加療目的に本院へ紹介となった。
  • 既往歴:高血圧(アムロジピン処方)、大腸ポリープ(良性・2年前に手術)。
  • 家族歴:特記事項なし
  • アレルギー(薬物・食物):特記事項なし
  • 現症相当部頰側・舌側の歯肉と左側頰粘膜に白色病変(図1)を認めた。自覚症状はなく、患者本人も気づかなかったとのことであった。自発痛と圧痛は認めなかった。歯肉と頰粘膜の白色病変部表面は粗造で、歯肉病変は約45x25mmの大きさで、頰粘膜は鱗状であり、白色病変はガーゼで擦っても剝離できなかった。歯周組織検査(6点法)では、の歯周ポケットはすべて3mm以下で動揺は認めなかった。
    欠損部に義歯は装着されていなかった。
  • 画像所見;パノラマX線画像では、全顎的に軽度の水平性歯槽骨吸収を認め、に垂直性骨吸収とに重度の歯槽骨吸収を認めた(図2)。
 Q 最も疑われる疾患名は?

① 白板症
② 歯肉癌
③ 口腔カンジダ症
④ 壊死性潰瘍性歯肉炎

\こちらの回答は月刊 デンタルダイヤモンド 2023年4月号に掲載中!/

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