6歳未満までにう窩や治療の有無にかかわらずう蝕を経験した歯が1本以上以上存在する状態である。近年う蝕罹患者数は減少傾向にあるものの、小児期までに罹患する最も多い疾患は未だう蝕である。幼児期までにう蝕が生じさせてしまうと小児期にう蝕がさらに増加する傾向があるとの報告があり、具体的に両親の貧困や低い教育などの影響による無知が原因になることが多い。そのため、糖尿病など全身疾患の原因にもなる砂糖の過剰摂取を避けたり、950ppmの濃度のフッ化物含有歯磨剤を歯の萌出直後より積極的に活用したりするなどのう蝕予防策を、妊娠中からしっかり伝えるべきである。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
Q&A
Q&A 経営 賃金のデジタル払いに おけるメリットと注意点|デンタルダイヤモンド 2023年3月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『舌のぴりぴり感』デンタルダイヤモンド 2022年2月号 -
歯科学会・イベント
日本成人矯正歯科学会第30回記念大会開催される -
歯科治療
歯科におけるくすりの使い方:ChapterダイジェストPart2 -
本のエッセンス
はじめに:はじめての“歯科”インスタグラム活用術 集患・採用に結びつくSNSの教科書|本のエッセンス -
Q&A
Q&A 経営 スタッフの退職を防ぐために心がけること|デンタルダイヤモンド 2024年12月号 -
デンタルダイヤモンド
インプラントの臨床解剖学|デンタルダイヤモンド2022年9月号 -
Q&A
Q&A 経営 医療法人化のメリット・デメリット|デンタルダイヤモンド 2019年12月号
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。