総義歯において、閉口機能印象を採得するために使用される各個トレー。蠟堤が付与されており、これを調整して下顎位を決めた後に閉口状態での機能印象を採得することができる。また、人工歯の排列位置もある程度考慮されているため、より最終的な義歯に近い状態での印象採得が行える。とくにレトロモラーパッドは開口時と閉口時で形態が変化するため、概形印象の段階で下顎は閉口させて採得することが重要である。
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。