第26回大きな森勉強会（代表：細野 純氏・東京都開業）が２月15日㈬、大森歯科医師会館（東京都大田区）とライブ配信のハイブリッド形式で開催されました。
森下元賀氏（吉備国際大学・理学療法士）は、「全身機能、活動と口腔機能の互いの関係性〜医科歯科連携にむけて〜」と題して講演。摂食嚥下がうまくいかない原因は、口腔の状態や食形態以外に姿勢が影響している場合があると解説。姿勢の調整で摂食嚥下がスムーズになった症例を供覧し、理学療法士・作業療法士と歯科の連携により、治療の相乗効果を目指したいと語りました。また、口腔機能を維持・向上させるためには、口腔のアプローチだけではなく要介護者の日常生活の活動性などにも着目し、医科歯科の垣根を越えた支援が、いま求められていると訴えました。
