第46回北九州歯学研究会WEB発表会開催される

 第46回北九州歯学研究会WEB発表会(会長:木村英生氏・福岡県開業)が、2月6日㈪〜3月5日㈰、『継続から「学び」「活動」』をテーマにWeb開催された。
 今回は、青木隆宜氏(福岡県開業)、河島紘太郎氏(広島県開業)、瀬戸泰介氏(福岡県開業)、竹中 崇氏(福岡県開業)、筒井祐介氏(福岡県開業)、津覇雄三氏(福岡県開業)、芳賀 剛氏(福岡県開業)、松木良介氏(福岡県開業)、松延允資氏(福岡県開業)、山本真道氏(福岡県開業)、力丸哲哉氏(福岡県開業)の計11名が発表した。
 青木氏は「PET(Partial Extraction Therapies)を行った一症例」と題して発表。大きな外科的侵襲を抑えつつ、良好な審美的結果を得るために行ったPET(Pertial Extraction Therapies)にかかわる「ルートサブマージェンステクニック」「ソケットシールドテクニック」「ポンティックシールドテクニック」について紹介した。そのうえで、実際の症例を参照しながら、臨床における治療の勘どころを示した。
 竹中氏は「スクリュー固定インプラント上部構造を連結する際の留意事項」と題して登壇。まず、スクリュー固定とセメント固定における特徴と利点・欠点を示した。そのうえで、複数歯にわたる上部構造をスクリュー固定する際、適合精度向上のために行う「Multi-unit」と「Verification」について、なぜこのような対応が必要なのかを、実際の臨床における勘どころを踏まえて解説した。

デンタルダイヤモンド2023年4月号