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これまで、医科、歯科、介護、栄養などの各分野は、それぞれの専門について探究を続け、前進してきました。しかし、現在は各分野が手を取り合って横の繫がりに目を向け、シームレスな連携を図ることによって広がる可能性から目を背けることができないフェーズに入っています。
DHstyle 2022年7月号の特集では、通所サービス事業所という場における口腔と栄養のコラボレーションの可能性を中心に各分野のスペシャリスト(AIケアサービス(株) 理学療法士 相川貴志先生、(株)ツクイ 社会福祉主事 斎藤 茜先生、東京都健康長寿医療センター研究所 歯科衛生士 小原由紀先生、東京都・こばやし薬局 管理栄養士 柴切敦子先生)に現状と今後の可能性を語っていただいています。
活用できる!
規格性のあるデンタルX線写真
診査・診断のためのツールの1つに、デンタルX線写真が挙げられます。規格性のあるデンタルX線写真があれば、治療経過の確認はもちろん、視診では見つけにくい病変にも気づくことができます。デンタルX線写真から読み取った情報を患者さんと共有し、早期の治療や予防に用いて対応すれば、歯科医院に通う価値があると感じてもらえるでしょう。
DHstyle 2022年7月号特集2では、同じ条件や同じ構図で撮影する理想的なデンタルX線写真の位置づけ、それらをラポール形成に生かす方法を広島県・まこと歯科クリニック 歯科衛生士 児玉知子先生にご紹介いただいています。
関連コンテンツ:歯科衛生士向けe-ラーニング 「DH-KEN」のご紹介
規格性のあるX線写真から読みとれること
患者さんの情報共有の際はもちろん、DHがメインとなって活躍するSRPや、メインテナンス、ブラッシング指導などにおいても、X線写真を読み解くことで得られる口腔内の情報は重要です。また、歯科疾患は予後が判別しにくいものが多く、適切に撮影されたX線写真を経時的に並べて観察することで、患者さんの状態の把握と的確な処置につながります。
本コンテンツでは、X線写真の読影のポイント、フィルムの位置づけやX線照射方向といった要素が及ぼす写真への影響などを、多数の具体例とともにわかりやすく解説しています。
臨床の様々な場面で欠かせないX線写真読影のスキルアップに、ぜひお役立てください。
講師:
鷹岡竜一 先生(東京都 鷹岡歯科医院)
総動画時間:約1時間18分
歯科衛生士向けe-ラーニング 「DH-KEN」
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