6歳未満までにう窩や治療の有無にかかわらずう蝕を経験した歯が1本以上以上存在する状態である。近年う蝕罹患者数は減少傾向にあるものの、小児期までに罹患する最も多い疾患は未だう蝕である。幼児期までにう蝕が生じさせてしまうと小児期にう蝕がさらに増加する傾向があるとの報告があり、具体的に両親の貧困や低い教育などの影響による無知が原因になることが多い。そのため、糖尿病など全身疾患の原因にもなる砂糖の過剰摂取を避けたり、950ppmの濃度のフッ化物含有歯磨剤を歯の萌出直後より積極的に活用したりするなどのう蝕予防策を、妊娠中からしっかり伝えるべきである。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
徹底追及どっちがどっち?
徹底追及どっちがどっち? 吸入鎮静法VS静脈内鎮静法|デンタルダイヤモンド 1997年11月号 -
口腔機能低下症
口腔機能低下症の保険改定における変更点や今後の傾向について -
歯科学会・イベント
OJミッドウィンターミーティング2023開催される -
Q&A
Q&A 補綴 インプラント支持の補綴装置における選択基準|デンタルダイヤモンド 2024年7月号 -
歯科医師
Dd診断力てすと『口底部の潰瘍』デンタルダイヤモンド 2024年10月号 -
Q&A
Q&A 歯科一般 高血圧症や糖尿病患者へ麻酔を奏効させる方法|デンタルダイヤモンド 2020年2月号 -
歯科医師が病気を見つけるとき
歯科医師が病気を見つけるとき 1|デンタルダイヤモンド 1999年1月号 -
スタッフ教育
prologue:この道30年 専門家が教える誠のスタッフ教育|本のエッセンス
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。