下顎総義歯を外そうとするとき、強い陰圧を感じる義歯。下顎安静時の義歯は顎堤の上に唾液を介して停止した状態になっているが、嚥下などで顎堤粘膜と相似形の義歯粘膜面が定位置に押し付けられると、中にある唾液が外に排出されて密着が起こる。その状態で義歯床全周を粘膜で辺縁封鎖することで、義歯床内部は陰圧になり、下顎総義歯の吸着が完成する。一度、義歯床内部の陰圧が得られれば、口を開いても義歯は浮き上がらない。
RECOMMEND
-
【感染制御学ノート】vol.134 新型コロナウイルス(続報31):DHstyle 2023年3月号
-
Dd診断力てすと『口腔粘膜の多発性の血腫』デンタルダイヤモンド 2023年8月号
-
刊行にあたって:歯科と睡眠 睡眠歯科医療はじめましょう!|本のエッセンス
-
読者が選んだ歯科書籍10冊:2024年1月
-
開塾にあたって:実践!医療ホワイトニング塾|本のエッセンス
-
Q&A その他 心地よい職場環境を生む院内の収納・片づけ術|デンタルダイヤモンド 2024年6月号
-
Q&A 歯科一般 低侵襲歯内療法 「Ninja Access」って何?|デンタルダイヤモンド 2023年9月号
-
本のエッセンス|はじめに:来院患者数10倍! 歯科広告学入門
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。