受動的萌出のことを「Passive eruption」といい、この萌出に異常がある状態(受動的萌出不全)を「Altered passive eruption」という。 「Passive eruption」とは、歯肉辺縁が根尖方向にセメントエナメル境(CEJ)付近まで移動する歯肉の動きであり、歯肉が退縮するような動きをすることで相対的に歯が萌出する状態を指す。つまり、「Altered passive eruption」とは、歯肉辺縁がC E J付近まで達することができずに切縁寄りに位置している状態を指す。ガミースマイルを引き起こす要因の1つである。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
Q&A
Q&A 口腔外科 智歯抜歯時の薄い骨壁への対応|デンタルダイヤモンド 2017年8月号 -
歯科学会・イベント
日本成人矯正歯科学会第30回記念大会開催される -
待合室の絵本
待合室の絵本コンシェルジュ『あまがえるりょこうしゃ トンボいけたんけん』:DHstyle 2023年4月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『頰部の腫脹』デンタルダイヤモンド 2025年9月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『下顎骨の骨破壊を伴った病変』デンタルダイヤモンド 2025年2月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『歯肉頬移行部の腫瘤』デンタルダイヤモンド 2022年01月号 -
本のエッセンス
刊行にあたって:低侵襲・低コスト・省時間を実現する バシロジックエンドファイルシステム入門|本のエッセンス -
歯科医師が病気を見つけるとき
歯科医師が病気を見つけるとき 12|デンタルダイヤモンド 1999年12月号
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。