インプラント体周囲組織の病的な炎症状態で支持骨の骨吸収を含む。
診断は適正圧(25g以下または同等)でのBOP(bleeding on probing)による出血、上部構造装着後からのPPD(probing pocket depth)やエックス線検査での骨吸収の増加が指標となる。過去の検査データがない場合には、PPD≧6mm、骨吸収≧3mmが基準となる。
なお埋入後6か月から1年以内の正常な骨のリモデリングとの鑑別には注意を要する。
清掃指導、原因除去、インプラント体表面のデブライドメントなどの処置が必要になる。
早期の発見が重要で進行するとインプラント体の撤去や脱落に至る。
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