Marshによって発表された、過剰に摂取された糖を口腔内常在菌が代謝して酸を産生することで、酸性環境下で生存可能なミュータンス菌やラクトバチルス菌の比率が高まり、口腔内の酸性化が進むことで最終的に脱灰が進み、 う蝕に至ってしまうという説である。従来のミュータンス菌などの特定の細菌がう蝕の原因であるという特異的プラーク仮説と異なり、現在ではう蝕にミュータンス菌が含まれないものも存在するという報告がある。あらゆる細菌がう蝕と関連しており、う蝕予防においては特定の細菌を減らすことではなく行動変容を促すことこそが本質である。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
歯科学会・イベント
2023年度、2024年度接着歯学会 大会開催予定 -
Q&A
Q&A 歯科一般 高血圧症や糖尿病患者へ麻酔を奏効させる方法|デンタルダイヤモンド 2020年2月号 -
Q&A
Q&A 歯科一般 ポリリン酸を用いたホワイトニングの特徴|デンタルダイヤモンド 2018年12月号 -
歯科学会・イベント
令和5年度SCRP日本代表選抜大会開催される -
歯科学会・イベント
2023年度、2024年度 口腔診断学会 大会開催予定 -
本のエッセンス
本のエッセンス|刊行にあたって:歯科医療専門弁護士 小畑 真の歯科事件簿 患者・治療編 -
DHstyle
【感染制御学ノート】vol.138 新型コロナウイルス(続報35):DHstyle 2023年7月号 -
徹底追及どっちがどっち?
徹底追及どっちがどっち? スクリュー固定式VSセメント合着式|デンタルダイヤモンド 1998年8月号
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。