開口訓練は、歯科臨床のなかでは顎咬合分野や口腔外科分野などにおいて顎運動機能の改善の目的で用いられている。主たる目的は、顎可動域の増大であるが、顎運動の是正のために行われることもある。前者では、開口訓練器やクロスフィンガーテクニックなどの手技療法、後者では運動指導やセルフケアなどの運動療法として導入されている。呼息同調開口訓練は、呼息による筋肉の伸長効果と運動イメージ是正による顎関節の弛緩効果を活用して、健全な顎運動の習得を図るものである。
RECOMMEND
-
第66回春季日本歯周病学会学術大会開催される
-
本のエッセンス|刊行にあたって:歯周病の新分類対応 アップデート・ザ・ペリオ
-
Dd診断力てすと『歯肉が腫れて、歯が磨けません』デンタルダイヤモンド 2022年8月号
-
Q&A 歯科医院における書類選考・採用面接のポイント|デンタルダイヤモンド 2022年7月号
-
本のエッセンス|はじめに:人生100年時代の「むせ」予防&対策 診療室での“気づき”で患者を守ろう!
-
待合室の絵本コンシェルジュ:DHstyle 2022年11月号
-
歯科出版社がおすすめする『マウスピース・アライナー矯正』の専門書・本4選
-
刊行にあたって:失敗しないアライナー矯正|本のエッセンス
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。