日本歯科保存学会のガイドラインでは、①歯面を清掃乾燥した状態で視認できるう窩、②食片圧入や冷水痛などの自覚症状、③審美障害の訴え、④X線写真で認められる象牙質層の1/3を超える病変、⑤高いう蝕リスク(一部改変)の5つの項目を上げて切削介入のタイミングとしている。とくに複数項目が該当する場合は切削的な介入の必要性が高いと判断するが、修復処置を行ったからといってう蝕リスクが軽減するのはまやかしであり、真の意味でのう蝕リスクの軽減には、糖質摂取の頻度や積極的なフッ化物の応用など非切削的な対応が不可欠である。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
Q&A
Q&A 歯科一般 低侵襲歯内療法 「Ninja Access」って何?|デンタルダイヤモンド 2023年9月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『両側顎下部の腫れ』デンタルダイヤモンド 2023年7月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『頬部の腫瘤』デンタルダイヤモンド 2018年4月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『小児の繰り返す頬部の腫脹』デンタルダイヤモンド 2022年3月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『原因不明の「いつもと違う」痛み』デンタルダイヤモンド 2019年1月号 -
本のエッセンス
本のエッセンス|はじめに:コピーデンチャーズQ&A -
診断力てすと
Dd診断力てすと『舌の有茎性病変』デンタルダイヤモンド 2018年5月号 -
本のエッセンス
本のエッセンス|刊行にあたって:舌骨から紐解く顎機能の謎 丸茂義二のファイナルアンサー
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。