Marshによって発表された、過剰に摂取された糖を口腔内常在菌が代謝して酸を産生することで、酸性環境下で生存可能なミュータンス菌やラクトバチルス菌の比率が高まり、口腔内の酸性化が進むことで最終的に脱灰が進み、 う蝕に至ってしまうという説である。従来のミュータンス菌などの特定の細菌がう蝕の原因であるという特異的プラーク仮説と異なり、現在ではう蝕にミュータンス菌が含まれないものも存在するという報告がある。あらゆる細菌がう蝕と関連しており、う蝕予防においては特定の細菌を減らすことではなく行動変容を促すことこそが本質である。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
歯科学会・イベント
OJミッドウィンターミーティング2025開催される【月刊デンタルダイヤモンド 2025年4月号掲載】 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『舌の有茎性病変』デンタルダイヤモンド 2018年8月号 -
デンタルダイヤモンド
STOP! AMR 抗菌薬の適正使用を考える|デンタルダイヤモンド2023年2月号 -
インプラント
刊行にあたって:インプラント周囲疾患 診断・予防・対処法|本のエッセンス -
診断力てすと
Dd診断力てすと『頬部の腫脹』デンタルダイヤモンド 2020年3月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『下顎歯肉の腫脹』デンタルダイヤモンド 2022年1月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『壊死組織を伴う潰瘍』デンタルダイヤモンド 2021年6月号 -
歯科医師が病気を見つけるとき
歯科医師が病気を見つけるとき 7|デンタルダイヤモンド 1999年7月号
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。