歯科出版社がおすすめする『咬合・補綴』の専門書・本 10選

咬合・補綴の専門書

歯科医師に向けてさまざまな臨床研究の情報を提供しているデンタルダイヤモンド社。歯内療法や歯周治療、インプラント、口腔外科など、歯科に関するあらゆる分野の書籍を扱っており、歯科業界に特化した出版社です。

歯科分野における咬合と補綴は、口腔内の機能と審美性を維持・回復するために重要な役割を果たします。これら2つの分野は相互に関連しており、正しい咬合を確保するためには適切な補綴が必要であり、補綴物が正しく機能するためには咬合の調整が不可欠です。したがって、歯科医師は患者の咬合と補綴の両方を考慮しながら、総合的な治療計画を立てる必要があります。そこで今回は、咬合・補綴に関する専門書を10冊まとめました。

Contents

1から学ぶジルコニア臨床 エキスパートが教える選び方・使い方のコツ

1から学ぶジルコニア臨床 エキスパートが教える選び方・使い方のコツ

強く・美しいジルコニアをもっと身近にする、実践的ハウツーを凝縮!

『1から学ぶジルコニア臨床 エキスパートが教える選び方・使い方のコツ』は、ジルコニアの臨床応用に関する基本から応用までを網羅した実践的なガイドブックです。ジルコニアは、耐久性や審美性に優れた歯科材料として注目されており、本書ではその特性を最大限に活かすための知識と技術がまとめられています。材料の選定から、加工の技術、臨床での応用法、さらにはメンテナンスに至るまで、各段階でのポイントや注意事項が専門家によって詳しく説明されています。

『1から学ぶジルコニア臨床』は、ジルコニアを用いた歯科治療に関する包括的な知識を紹介するだけでなく、実際の臨床での応用に直結する情報が満載です。これからジルコニアの使用を考えている歯科医師や技工士にとって、必携の一冊となるでしょう。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/1016

咬合・補綴の臨床マスター 歯科ほどよい仕事はない

咬合・補綴の臨床マスター 歯科ほどよい仕事はない

歯科医院の成功は 患者からの信用の獲得と信頼関係の長期維持 質の高い歯科治療を実践し続けること、 そして勉強を継続すること

『咬合・補綴の臨床マスター 歯科ほどよい仕事はない』は、歯科医療における咬合(かみ合わせ)と補綴(歯の修復・補完)の分野に焦点を当て、実践的な知識と技術を学べる一冊です。歯科治療において咬合と補綴の理解は、患者の長期的な口腔健康を支えるために非常に重要です。本書は、これらの分野を深く掘り下げ、臨床での応用方法をわかりやすく解説しています。

著者は経験豊富な歯科医師であり、臨床の現場で得た実践的な知識と技術を共有しています。各章では、咬合や補綴に関する基礎理論から最新の技術、さらには実際の症例に基づいた具体的なアプローチまで、幅広い内容が取り上げられています。また、読者がすぐに実践できるヒントや注意点が豊富に盛り込まれており、学んだことを臨床に役立てやすい構成となっています。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/1125

聞くに聞けない補綴治療100

聞くに聞けない補綴治療100

聞きたい、でも聞けない100の疑問を、112名が解説!

『聞くに聞けない補綴治療100』は、補綴治療に関する疑問や悩みを解消するための実践的な一冊です。補綴治療は、歯科医療の中でも特に専門性が高く、細かな技術や知識が要求される分野です。本書では、現場で直面しがちな「聞きにくい」100の疑問に対し、専門家たちが豊富な経験をもとに日々の臨床での課題に対する具体的な解決策を提案しています。

補綴治療の基本的な手技から、最新の技術や材料の選び方、患者とのコミュニケーション方法まで、幅広いテーマがカバーされているため、初心者からベテランまで、補綴治療のスキルを向上させたいと考えるすべての歯科専門家にとって、心強い味方となるでしょう。補綴治療に関するあらゆる疑問を解決し、確実な臨床力を身につけるための必携書です。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/889

ステイングレーズテクニック
チェアサイドCAD/CAM臨床をグレードアップするオールセラミックのキャラクタライズ

ステイングレーズテクニック
チェアサイドCAD/CAM臨床をグレードアップするオールセラミックのキャラクタライズ

チェアサイドCAD/CAM臨床の必須技能!

『ステイングレーズテクニック チェアサイドCAD/CAM臨床をグレードアップするオールセラミックのキャラクタライズ』は、最新のチェアサイドCAD/CAM技術を駆使したオールセラミック補綴物の質を高めるための実践的なテクニックを紹介する一冊です。本書は、特にステイングレーズテクニックに焦点を当てており、この技術を用いることで、オールセラミックの補綴物に自然で個性的な外観を与える方法を詳細に解説しています。

オールセラミック補綴物は、審美的な要件を満たすために色調や質感の再現が非常に重要です。本書では、ステイングレーズテクニックを使用して、補綴物に自然な透明感や色調の微妙な変化を加え、よりリアルな仕上がりを実現するための具体的な方法を解説しています。また、チェアサイドで行うための効率的なプロセスやツールの使い方も詳しく説明されており、日々の臨床にすぐに応用できる実用的な内容が詰まっています。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/1106

若手歯科医のための臨床の技50・クラウンブリッジ

若手歯科医のための臨床の技50・クラウンブリッジ

オトナの臨床家を作る「手」づくり講座「クラウンブリッジ」をマスターするための50の技です

『若手歯科医のための臨床の技50・クラウンブリッジ』は、クラウンブリッジ治療に関する基本から応用までの技術を50のステップで分かりやすく解説した、若手歯科医師向けのガイドブックです。本書は、臨床経験が浅い歯科医師でも理解しやすいように、具体的な手順やポイントを順を追って説明しています。

クラウンブリッジ治療は、歯の修復と機能回復において重要な役割を担っていますが、その成功には高度な技術と知識が求められます。本書では、準備段階から最終的な装着までのプロセスを細かく取り上げ、各ステップでの注意点やコツを豊富に提供しています。さらに、失敗を避けるためのリスク管理やトラブルシューティングに関するアドバイスも充実しており、読者がより自信を持って治療を進められるようサポートしています。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/274

主機能部位に基づく実践咬合論
~第1大臼歯のミステリー 咀嚼のランドマークを探せ~

主機能部位に基づく実践咬合論
~第1大臼歯のミステリー 咀嚼のランドマークを探せ~

第1大臼歯の知られざる機能状況や重要性を明らかにしてたどり着いた「主機能部位咀嚼理論」について解説!

『主機能部位に基づく実践咬合論~第1大臼歯のミステリー 咀嚼のランドマークを探せ~』は、咬合(かみ合わせ)において最も重要とされる第1大臼歯に焦点を当て、その機能と役割を徹底的に探求する一冊です。本書は、咀嚼(かむこと)におけるランドマークとしての第1大臼歯の重要性を再確認し、臨床での応用を目指す歯科医師のために書かれています。

第1大臼歯は、咀嚼機能の中心的な役割を担い、口腔全体の咬合バランスを保つ鍵となる部位です。本書では、臨床経験豊富な専門家が、第1大臼歯の解剖学的特徴や機能的役割について詳述し、その咬合面が他の歯に与える影響を多角的に解説しています。さらに、咬合の不調和が引き起こす問題や、その調整方法についても具体的に紹介されています。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/382

支台歯形成のベーシックテクニック

支台歯形成のベーシックテクニック

支台歯形態の“デザイン”+“適応症”から“形成テクニック”までを詳述

『支台歯形成のベーシックテクニック』は、補綴治療における支台歯形成の基本技術を徹底的に学べる本です。支台歯形成は、クラウンやブリッジなどの補綴物を正確に適合させるための重要なステップであり、歯科治療の成功に直結する要素です。本書は、その基礎知識から応用までを幅広くカバーし、臨床で求められるスキルを磨くための手引きとなります。

著者は、支台歯形成における理論的背景から、具体的な手技に至るまで、わかりやすく解説しています。各ステップでの重要なポイントや注意すべき点を細かく取り上げることで、読者が正確で効果的な形成を行えるようにサポートします。特に、形態の維持、軸面の平行性、マージンの形状と位置など、支台歯形成の基本を理解するための理論的な解説が充実しており、初心者にも安心して学べる内容です。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/428

DD Basics 01 Tooth Preparation [支台歯形成]

DD Basics 01 Tooth Preparation [支台歯形成]

時代が求める“魅せる”支台歯形成のビジュアルブック!

『DD Basics 01 Tooth Preparation [支台歯形成]』は、補綴治療における支台歯形成の基本技術を徹底的に解説した、歯科医師や歯科技工士向けのガイドブックです。支台歯形成は、クラウンやブリッジといった補綴物を装着するための基礎であり、その精度が治療の成否に直結します。本書は、補綴治療の初歩からプロフェッショナルとしてのスキルアップを目指す方々にとって必須の知識をまとめられています。

本書では、支台歯形成に必要な基本的な手技から始まり、各ステップでの要点や注意点を詳しく説明しています。支台歯の適切な形状や角度、そしてマージンの設定について、理論的背景とともに具体的なテクニックを紹介しています。また、成功例と失敗例を通して、よくある課題とその解決方法を学べるようになっています。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/953

歯科臨床ビジュアライズ 補綴篇

歯科臨床ビジュアライズ 補綴篇

真に進むべき道なき道を歩む臨床家の手仕事を迫力の写真で展開!

『歯科臨床ビジュアライズ 補綴篇』は、補綴治療に特化した視覚的なアプローチで、歯科医師や歯科技工士が臨床現場で直面する様々なケースを理解し、実践できるようサポートする一冊です。本書は、補綴治療の基本から応用までを豊富な写真やイラストを用いて、わかりやすく解説しています。

補綴治療は、歯の機能回復と審美性を兼ね備えるために、正確な診断と技術が求められる分野です。本書では、クラウンやブリッジ、義歯、インプラントなど、各種補綴物の選択・製作・装着に関する基本的なプロセスから、患者の個別のニーズに応じたカスタマイズ方法まで、臨床での実践的なポイントが詳述されています。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/780

はじめてのIOS 口腔内スキャナーの選び方・使い方ガイド

はじめてのIOS 口腔内スキャナーの選び方・使い方ガイド

さあ、踏み出そう! デジタルデンティストリーへの第一歩

『はじめてのIOS 口腔内スキャナーの選び方・使い方ガイド』は、口腔内スキャナー(IOS:Intraoral Scanner)の導入や活用を検討している歯科医師や歯科技工士のための実用的なガイドブックです。口腔内スキャナーは、デジタルで口腔内の詳細な3Dデータを取得し、補綴物の設計や製作を効率化するための重要なツールです。本書は、その選び方から使い方までを分かりやすく説明しています。

本書は、デジタル技術に不安がある初心者から、すでに導入しているがさらに活用を深めたいという方まで幅広い読者に対応しています。豊富な図解や実践的なアドバイスが詰まっており、口腔内スキャナーの選定と運用に役立つ一冊です。

https://www.dental-diamond.co.jp/item/948

デンタルダイヤモンド社の専門書で咬合・補綴の知識を深めよう

今回ご紹介した10冊は、どれも歯科分野の専門家の高度な知識・技術が詰まった本となっております。これから咬合・補綴の分野を極めていきたい方や、さらにレベルアップをしたい方はぜひ参考にしてください。

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