日本補綴歯科学会(理事長:窪木拓男氏・岡大院)は、6月11日㈰、帝国ホテル東京(東京都千代田区)において、設立90周年記念・補綴歯科専門医制度認定記念講演会/祝賀会を開催した。来賓をはじめ関連学会代表者、歯科関連業者など多数の関係者が参集した。
主催者挨拶として登壇した窪木氏は、1933年に設立された同学会の90年の歩みを振り返り、先達の功績に対する感謝の弁を述べた。また、悲願であった補綴歯科専門医制度が日本歯科専門医機構に認定されたことを報告し、関係者の尽力に謝意を示した。
馬場一美前理事長(昭大歯)による座長のもと、特別講演3題が行われ、山田 宏氏(参議院議員)が「国民皆歯科健診への道筋」、髙橋英登氏(日本歯科医師連盟会長)が「歯科医師会および歯科医師が日本補綴歯科学会に期待すること」、赤川安正氏(日本補綴学会第31代理事長)が「補綴歯科専門医の誕生とその使命」と題して登壇。
講演会に続いて祝賀会が行われ、大勢の関係者が設立90周年と補綴歯科専門医制度の発足を祝った。