小木曽怜実 Remi OGISO 鴨井久博 Hisahiro KAMOI
日本医科大学千葉北総病院 歯科
〒270-1694 千葉県印西市鎌苅1715

図❶ 下口唇の病変部
患者:66歳、女性
主訴:唇にできものができた。
既往歴:第5腰椎すべり症で手術、急性虫垂炎で手術、高血圧症、高脂血症、不眠症。
現病歴:左側口唇部にできものができたが、できた時期は不明。
現症:左側口唇部にできものがあるが、痛みはなく、食事のときに気になる程度(図❶)。
口腔内所見:上顎は、ブリッジによる補綴処置。下顎は、両側遊離端の義歯による補綴処置。歯周組織は、軽度の歯周病が全顎にみられた。
血液検査所見:白血球数5,380/μL、赤血球数455x104/μL、血小板数 25.2x104/μL、ヘモグロビン14.3g/dLであった。
主訴:唇にできものができた。
既往歴:第5腰椎すべり症で手術、急性虫垂炎で手術、高血圧症、高脂血症、不眠症。
現病歴:左側口唇部にできものができたが、できた時期は不明。
現症:左側口唇部にできものがあるが、痛みはなく、食事のときに気になる程度(図❶)。
口腔内所見:上顎は、ブリッジによる補綴処置。下顎は、両側遊離端の義歯による補綴処置。歯周組織は、軽度の歯周病が全顎にみられた。
血液検査所見:白血球数5,380/μL、赤血球数455x104/μL、血小板数 25.2x104/μL、ヘモグロビン14.3g/dLであった。
Q 最も疑われる疾患名は?
① 金属などによる外来色素沈着
② 粘液嚢胞
③ 色素性母斑
④ 静脈湖