木下靖朗 Yasuo KINOSHITA
市立伊勢総合病院 歯科口腔外科
〒516-0014 三重県伊勢市楠部町3038

図❶ 初診時の口腔内写真

図❷ 初診時のMRI写真
患者:60歳、男性
主訴:右側舌下部の腫瘤
既往歴:脳梗塞、糖尿病、高血圧症、胃癌
家族歴:特記事項なし
現病歴:半年ほど前より右側舌下部に無痛性の腫瘤を自覚するも放置した。しかし最近、近在内科医院にて同腫瘤を指摘されたため、当科に来科した。
現症:顔貌は左右対称で、所属リンパ節の腫脹および圧痛は認めなかった。右側舌下部に、直径約2㎝の無痛性で弾性硬の可動性を有する境界ほぼ明瞭な腫瘤を認めた(図❶)。
臨床検査所見:異常所見なし
画像所見:MRIにて右側舌下腺相当部にT1強調像で低信号、T2強調像で軽度低~高信号を示す19×12㎜の一部内部不均一で比較的境界明瞭な腫瘤を認めた(図❷)。
主訴:右側舌下部の腫瘤
既往歴:脳梗塞、糖尿病、高血圧症、胃癌
家族歴:特記事項なし
現病歴:半年ほど前より右側舌下部に無痛性の腫瘤を自覚するも放置した。しかし最近、近在内科医院にて同腫瘤を指摘されたため、当科に来科した。
現症:顔貌は左右対称で、所属リンパ節の腫脹および圧痛は認めなかった。右側舌下部に、直径約2㎝の無痛性で弾性硬の可動性を有する境界ほぼ明瞭な腫瘤を認めた(図❶)。
臨床検査所見:異常所見なし
画像所見:MRIにて右側舌下腺相当部にT1強調像で低信号、T2強調像で軽度低~高信号を示す19×12㎜の一部内部不均一で比較的境界明瞭な腫瘤を認めた(図❷)。
Q 最も疑われる疾患名は?
① がま腫
② 舌下腺炎
③ 舌下腺腫瘍
④ 唾石症