小林英三郎 Eizaburo KOBAYASHI
日本歯科大学新潟病院 口腔外科



患者:16歳、女性
主訴:左側頰部の腫れ
現病歴:約1年前より左側頰部の腫脹を自覚していて、徐々に増大傾向を認めたため紹介医を受診し、精査加療目的に当科を紹介来院となった。
既往歴:特記事項なし
全身所見:身長149㎝、体重46㎏
口腔外所見:顔貌は左右対称で、開口障害は認めなかった。
口腔内所見:左側頰粘膜の表面は平滑・正常色であり、無痛性であった。触診で内部に弾性硬および可動性の腫瘤を認めた(図1)
画像所見:MRI画像およびエコー画像を図2、3に示す。
Q 最も疑われる疾患名は?

① 脂肪腫
② 静脈奇形
③ 神経鞘腫
④ 多形腺腫
\こちらの回答は月刊 デンタルダイヤモンド 2025年9月号に掲載中!/
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月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。
今回は2025年9月号より、「頰部の腫脹」についてです。