再生療法の手技と実践
現在、歯周組織再生療法の成功の鍵はフラップデザインの決定と骨欠損に対するアプローチ方法が重要であるとされます。従来型の大きなフラップデザインと低侵襲のフラップデザインを用いる方法との間における選択基準が明確化されました。再生療法においては創傷治癒における血餅の安定が必要であり、再生のためのスペース確保のための初期閉鎖が重要とされます。これらを成し遂げるためには術者のスキル、テクニックなどが重要であり、フラップデザインなど軟組織の扱い、バイオマテリアルの選択、縫合法なども重要な要素となります。
更に、再生療法の際にバイオマテリアルの選択についても考えなくてはなりません。それぞれの単独応用、また組み合わせたコンビネーションセラピーなどがあります。
今回、再生療法についての臨床例を呈示しながら、術式の選択基準や実際の手術手技について解説し実習を行っていきたいと思います。
セミナー内容
《レクチャー》
●歯周組織再生療法について
●再生療法における準備、患者管理
●再生療法における切開線、フラップデザイン、縫合の考え方
●再生療法における各種再生療法材料について
●再生療法における術後管理
《実習》
●各種縫合法について
●MIST、M-MISTによるアプローチ
●垂直性骨吸収へのアプローチ
●SFA、CTGによる根分岐部病変へのアプローチ
日歯生涯研修コード(単位数)
2599、3102(12)※日歯生涯研修の単位数は変更になることがございます
講師
片山 明彦 先生 東京都千代田区 有楽町デンタルオフィス
日時
2024年09月08日(日) 09:30~16:30
会場
定員
14名
受講料
友の会会員の方:77,000円
友の会会員以外の方:91,300円
※受講料は、実習器材実費約33,000円相当と昼食代を含みます。
※本開催より受講料を改定いたします。
お問い合わせ先
株式会社ジーシー 東京支店
TEL 03-3813-5751
受付時間:9時から17時(土曜・日躍・祝日除く)