スタンダードプリコーション(Standard precaution)は、医療現場での感染予防策の基本的な手順のことである。具体的には、すべての患者に対して感染予防対策を実践することを指し、手洗い、手袋やマスクの着用、ゴーグルやフェイスシールドの着用、使い捨て器具の使用、感染予防策に関する教育、施設の清掃・消毒などが挙げられる。 スタンダードプリコーションは、血液を含む体液や感染性物質に触れることがなくても、あらゆる患者に対して適用されるため、どの患者が感染症に罹患しているかを判断する必要がない。そのため、スタンダードプリコーションは、医療従事者が患者の健康を守り、自身も感染しないために重要な役割を果たす。感染症が拡大している現在、スタンダードプリコーションは、ますます重用な役割を果たすことになる。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
Q&A
Q&A 補綴 レジンアレルギー患者への義歯作製|デンタルダイヤモンド 2014年5月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『多発性のアフタ性口内炎』デンタルダイヤモンド 2021年07月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『抜歯後に血が止まらない』デンタルダイヤモンド 2020年12月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『オトガイ下の有痛性腫脹』デンタルダイヤモンド 2021年04月号 -
Q&A
Q&A その他 気象病/天気痛は口腔内と関係あるか?|デンタルダイヤモンド 2021年3月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『女児に認められた上顎前歯部の歯肉腫脹』デンタルダイヤモンド 2019年3月号 -
歯科経営
歯科出版社がおすすめする歯科医院経営に役立つ専門書・本10選 -
歯科学会・イベント
第46回北九州歯学研究会WEB発表会開催される
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。