肝炎ウイルス検査とは、肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べるための検査のことである。肝炎ウイルスには、A型、B型、C型、D型、E型の5つのタイプがあるが、ここではB型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスについて解説する。 肝炎ウイルスに感染すると、特定のタンパクや抗体が血液中に出現し、この指標を肝炎ウイルスマーカーと呼ぶ。B型肝炎ウイルスマーカーには、HBs抗原、HBs抗体、HBc抗体、IgM-HBc抗体、HBe抗原、HBe抗体、HBV DNA量、HBVコア関連抗原、HBV遺伝子型などがある。C型肝炎ウイルスマーカーには、HCV抗体、HCV RNA量、HCV遺伝子型などがある。B型・C型肝炎ウイルスに感染すると、肝硬変や肝がんに進展することがあるため、感染が疑われる場合は早期に検査を受け、適切な治療を行うことが重要である。
RECOMMEND
-
歯周治療、根管治療、歯周外科…実践的な歯科治療教育に最適な歯科書籍とは? ―『GP臨床トレーニング BOOK & MOVIE』一言インタビュー
-
Q&A 歯科医院で発見可能な認知症の初期症状とその対応|デンタルダイヤモンド 2022年7月号
-
刊行にあたって:実践! 離乳食・幼児食指導のビジュアルガイドブック “食”のつまずきの原因・対処法がすぐわかる!|本のエッセンス
-
Dd診断力てすと『偶然発見された下顎小臼歯部のX線透過像』デンタルダイヤモンド 2023年6月号
-
本のエッセンス|はじめに:“失敗ゼロ”のCR修復
-
Dd診断力てすと『口底部の腫瘤』デンタルダイヤモンド 2023年11月号
-
第10回日本病巣疾患研究会(JFIR)総会・学術集会開催される
-
OJミッドウィンターミーティング2023開催される
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。