感染性心内膜炎(Infective Endocarditis:IE)は、心臓弁膜などに細菌集蔟を含む疣腫(ゆうぜい)を形成し、血管塞栓、心障害などの症状を呈する全身性敗血症性疾患である。適切な治療を行わなければ多くの合併症を引き起こし死に至ることもある。抜歯などの歯科治療などによる一過性の菌血症からIEを発症することもあり、歯科医師も精通するべき重要な疾患である。
感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドラインから改変
https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2017_nakatani_h.pdf