う蝕が進行し、細菌感染が象牙質を侵害し、歯髄へと至る状態を指す。 旧来の考え方では、深在性う蝕は処置の結果として抜髄に至ることが多かった。しかし現在では、歯根が完成している成人の歯であっても、壊死または保存不可能な炎症性歯髄を除去し、露出した保存可能と考えられる歯髄に対して覆髄材を貼付する断髄や、間接覆髄を行うことで歯髄保存治療(VPT:Vital Pulp Therapy)が可能である。歯髄保存のためには、適切な診断と治療が重要となる。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
歯科医師
2040年を見据えた歯科ビジョン フォローアップ会議開催される -
歯科学会・イベント
2023年度、2024年度 顎関節学会 大会開催予定 -
小児歯科
Dd診断力てすと『子どもの歯肉腫脹と出血』デンタルダイヤモンド 2025年5月号 -
DHstyle
待合室の絵本コンシェルジュ『こんとあき』:DHstyle 2023年10月号 -
本のエッセンス
刊行にあたって:診断力アップのための口腔疾患Q&A 83|本のエッセンス -
診断力てすと
Dd診断力てすと『下顎の無痛性腫脹』デンタルダイヤモンド 2018年8月号 -
歯科医師
Dd診断力てすと『上顎左側小臼歯部の無痛性腫脹』デンタルダイヤモンド 2023年10月号 -
歯科学会・イベント
第34回日本有病者歯科医療学会総会・学術大会開催される【月刊デンタルダイヤモンド 2025年5月号掲載】
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。