スタンダードプリコーション(Standard precaution)は、医療現場での感染予防策の基本的な手順のことである。具体的には、すべての患者に対して感染予防対策を実践することを指し、手洗い、手袋やマスクの着用、ゴーグルやフェイスシールドの着用、使い捨て器具の使用、感染予防策に関する教育、施設の清掃・消毒などが挙げられる。 スタンダードプリコーションは、血液を含む体液や感染性物質に触れることがなくても、あらゆる患者に対して適用されるため、どの患者が感染症に罹患しているかを判断する必要がない。そのため、スタンダードプリコーションは、医療従事者が患者の健康を守り、自身も感染しないために重要な役割を果たす。感染症が拡大している現在、スタンダードプリコーションは、ますます重用な役割を果たすことになる。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
診断力てすと
Dd診断力てすと『口蓋の無痛性腫脹』デンタルダイヤモンド 2020年3月号 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『口腔粘膜色素異常の鑑別』デンタルダイヤモンド 2021年8月号 -
歯科学会・イベント
第50回日本歯科麻酔学会総会・学術集会開催される -
歯科学会・イベント
2023年度、2024年度 スポーツ歯科医学会 大会開催予定 -
デンタルダイヤモンド
書評:なぜ自費率50%の歯科医院をめざすのか -
診断力てすと
Dd診断力てすと『続発する点状出血・血腫』デンタルダイヤモンド 2019年8月号 -
Q&A
Q&A 法律 障害者差別解消法はどのように改正される?|デンタルダイヤモンド 2024年3月号 -
DHstyle
書評:咬合・補綴の臨床マスター 歯科ほどよい仕事はない|『咬み合わせの科学』掲載
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。