Marshによって発表された、過剰に摂取された糖を口腔内常在菌が代謝して酸を産生することで、酸性環境下で生存可能なミュータンス菌やラクトバチルス菌の比率が高まり、口腔内の酸性化が進むことで最終的に脱灰が進み、 う蝕に至ってしまうという説である。従来のミュータンス菌などの特定の細菌がう蝕の原因であるという特異的プラーク仮説と異なり、現在ではう蝕にミュータンス菌が含まれないものも存在するという報告がある。あらゆる細菌がう蝕と関連しており、う蝕予防においては特定の細菌を減らすことではなく行動変容を促すことこそが本質である。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
DHstyle
書評:世界一わかりやすい歯科材料入門 -
エンドクラウン
低侵襲な修復治療を実現するエンドクラウン|デンタルダイヤモンド2023年9月号 -
Q&A
Q&A 小児歯科 小児における癒合歯を診る際のポイント|デンタルダイヤモンド 2019年7月号 -
歯科治療
読者が選んだ歯科書籍10冊:2023年8月 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『硬口蓋に発生した腫瘤性病変』デンタルダイヤモンド 2021年09月号 -
歯科医師
書籍制作秘話『世界一わかりやすい歯科材料入門』おまけトーク -
歯科医師が病気を見つけるとき
歯科医師が病気を見つけるとき 6|デンタルダイヤモンド 1999年6月号 -
歯科学会・イベント
第1回唾液ケア研究会学術集会開催される
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。