Dd診断力てすと『広範な口腔粘膜の潰瘍性病変』デンタルダイヤモンド 2017年9月号
3.アフタ性口内炎 アフタ性口内炎は、アフタを伴う口内炎である。アフタは、周囲に紅暈を有する有痛性の小潰瘍と定義されている。通常、径が5mm程度の類円形の潰瘍が出現して、1~2週間で瘢痕を残さずに治癒する病変で、接触痛の...
3.アフタ性口内炎 アフタ性口内炎は、アフタを伴う口内炎である。アフタは、周囲に紅暈を有する有痛性の小潰瘍と定義されている。通常、径が5mm程度の類円形の潰瘍が出現して、1~2週間で瘢痕を残さずに治癒する病変で、接触痛の...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
智歯を抜歯して時間が経ってから、その際に折れたと思われる薄い骨壁が出てくることがあります。この場合、患者に痛いと言われなければ取らなくてもよいのか、もしくは絶対に取るべきなのか、抜歯時に偶発する事象なのかも含めてお教えく...
1.ムーコル症(ムコール症・接合菌症) 「ムコール症・接合菌症」とも呼ばれるが、現在は「ムーコル症」が適切な用語とされる。ムーコル症は、種々の接合菌による日和見感染型深在性真菌症の一つである。接合菌は血管侵襲性が強く、と...
睡眠呼吸障害という言葉を耳にしました。これはどのような疾患で、歯科からのアプローチとして、どのようなことが挙げられるでしょうか。 ──岩手県・O歯科医院 睡眠中に呼吸障害を起こす疾患を「睡眠呼吸障害(Sleep Diso...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
3.Küttner腫瘍 Kuttner腫瘍とは、1896年にKuttnerにより初めて報告された炎症機転による疾患で、慢性硬化性唾液腺炎とも呼ばれる。病理組織学的には、腺組織の萎縮・消失、線維の増生および線維内に散在する...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
3.神経鞘腫 神経鞘腫は、外胚葉由来のSchwann細胞を起源とし、全身の良性軟部組織腫瘍の10.2%を占め、血管腫、脂肪腫に次いで多いとされている。しかし、顎口腔領域では、本腫瘍中の1.5%を占めるにすぎないとされてい...