Dd診断力てすと『耳下部の腫脹と排膿』デンタルダイヤモンド 2019年11月号
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
3.外歯瘻 処置および経過 当科受診後、ただちにパノラマX線写真を撮影したところ、左下顎枝に智歯が存在しており、周囲の骨吸収も認めることから智歯周囲炎起因の外歯瘻を疑った。その後、局所麻酔下に口腔内より左下顎智歯を抜歯し...
他院で作ったパーシャルデンチャーで噛めないと訴える患者が来院した場合、その原因の特定をどのようなステップで行えば、正しい診断が行えるでしょうか ── 東京都・N歯科医院 1.原因は歯か義歯か? 噛めない原因が歯であれば、...
3.耳下腺唾液瘻 処置および経過 開創したところ、血腫の他耳下腺実質や咬筋組織に著しい挫滅を認めたが、探索すると耳下腺浅葉に漿液の盛んな流出点が確認された(図❸)。これにより、腺体内における耳下腺管断裂に伴う唾液瘻と診断...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
1.オスラー病 オスラー病(Osler-Weber-Rendu Syn-drome)は遺伝性出血性毛細血管拡張症の別名で、皮膚、粘膜および内部臓器の多発性毛細血管拡張と反復する出血を特徴とする常染色体優性遺伝性疾患である...
このところ、アンキローシスを有する高齢患者が増えており、抜歯に非常に多くの時間を要してしまいます。アンキローシスの患者に対する抜歯のコツを教えてください。 ──東京都・G歯科医院 アンキローシスとは、歯が健全な歯根膜を介...
2.膿原性肉芽腫 処置および経過 歯肉がんを疑い擦過細胞診を実施したが悪性所見を認めなかったため、臨床診断を膿原性肉芽腫として局所麻酔下に切除生検を行った。周囲の健常組織を含めて骨膜下で切除し、病変と周囲組織との癒着がな...
4.特発性血小板減少性紫斑病 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は、血小板に対する自己抗体の出現により、おもに脾臓において血小板の破壊が進んで、血小板が減少する自己免疫性疾患である。血小板が減少することで、さまざまな出血...