Dd診断力てすと『歯肉の腫脹および硬結』デンタルダイヤモンド 2021年01月号
2.顎放線菌症 処置および経過 右側上顎歯肉がんを疑い、耳鼻咽喉科にて病理検査を2度にわたり施行。上皮異形はなく、放線菌塊を認め、顎放線菌症と確定診断された(図4)。消炎処置として、半年間にわたりAMPC1,500mg/...
2.顎放線菌症 処置および経過 右側上顎歯肉がんを疑い、耳鼻咽喉科にて病理検査を2度にわたり施行。上皮異形はなく、放線菌塊を認め、顎放線菌症と確定診断された(図4)。消炎処置として、半年間にわたりAMPC1,500mg/...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
局部床義歯の支台歯にジルコニアクラウンを使用した場合、クラスプの維持力や、 着脱によるジルコニアの亀裂や破折などの問題は生じないのでしょうか。 ── 福岡県・M歯科 ジルコニアは高強度・高靭性および生体親和性に...
1.ランゲルハンス細胞組織球症 ランゲルハンス細胞組織球症(Langerhans Cell Histiocytosis:LCH)は、抗原提示細胞である骨髄に起源を有するランゲルハンス細胞が、単クローン性に異常増殖を来す稀...
1.本態性血小板症による凝固異常 診断のポイント 本態性血症板症(essential thrombocythemia:ET)は血小板の量的、機能的、形態学的異常を示す造血幹細胞のクローン性疾患であり、慢性骨髄性白血病、真...
4.粘膜類天疱瘡 プラークコントロールは良好であるにもかかわらず、歯肉の発赤が改善しないことから、プラーク性の歯周組織炎とは異なる病態と判断し、疱疹性歯肉炎や扁平苔癬などによる粘膜症状や、尋常性天疱瘡や類天疱瘡などの自己...
咬合再構成の際に用いる半調節性咬合器は、どのようなものを選択すればよいのでしょうか。製品の選択基準を教えてください。 ──高知県・O歯科医院 咬合器は、使用する術者が違えば咬合器の選択や、その使用方法も異なるため、すべて...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
2.三叉神経痛 国際頭痛分類第3版(ICHD-3)では、三叉神経痛(Trigeminal neuralgia:以下、TN)は典型的TN、二次性TN、特発性TNに分類されている。典型的TNならびに特発性TNは、50歳以上で...
クレンチングに左右差があると聞きました。たしかに咬合力に左右差はありますが、障害があって片側で異常に咬む患者以外の健常者で、それほどクレンチングに左右差があるものなのでしょうか? 臨床上、くいしばりや歯ぎしりをする患者で...