Dd診断力てすと『顎骨内の透過性病変』デンタルダイヤモンド 2022年04月号
3.扁平歯原性腫瘍 処置および経過 全身麻酔下にて、腫瘍摘出術を施行した。左側下顎大臼歯部頬歯肉より粘膜骨膜弁を剥離し、骨削合すると、充実性の組織がみられた。腫瘍は単胞性であり、周囲組織との剥離は容易であった(図❹)。腫...
3.扁平歯原性腫瘍 処置および経過 全身麻酔下にて、腫瘍摘出術を施行した。左側下顎大臼歯部頬歯肉より粘膜骨膜弁を剥離し、骨削合すると、充実性の組織がみられた。腫瘍は単胞性であり、周囲組織との剥離は容易であった(図❹)。腫...
3.MTX関連リンパ増殖性疾患 MTXの成分であるメトトレキサートは、もともと抗がん薬として認可された薬剤であるが、わが国では1999年に関節リウマチ(RA)の治療薬として承認され、その有効性の高さからアンカードラッグと...
民法改正によって、2022年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に変わります。この引き下げによって、どのようなことが変わるのでしょうか。また、当院では20歳未満の患者さんへの治療時に、保護者に同意書などを書いてもらって...
3.急性骨髄性白血病髄外再発 造血幹細胞移植技術や多剤併用療法の進歩により、白血病の治療成績は向上したが、25~30%の症例では再発を生じるといわれている。そして、そのうち5%程度は、白血病細胞が髄外臓器へ浸潤する髄外再...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
3.頬骨骨髄炎 診断 局所的には頬骨骨髄炎。全身的には慢性再発性多発性骨髄炎(CRMO:表1)。 処置および経過 炎症マーカーが高値であり、発熱、疼痛、発赤を認め、また、MRI所見から骨髄炎と診断した。抗菌薬を投与し、2...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
掌蹠膿疱症が疑われる患者が来院しました。その患者はレジン築造のなかに既製金属ポストが入っていますが、すぐに除去すべきでしょうか。 ──福岡県・K歯科 掌蹠膿疱症が疑われる患者における治療の進め方として、まずはその皮膚症状...
3.脳腫瘍 12脳神経スクリーニングを行ったところ、三叉神経第2枝(上顎神経)、内耳神経、舌咽神経に障害を認めた(表1)。中枢神経の異常が示唆されたためMRIを撮影し、左小脳橋角部から内耳道に顔面神経と内耳神経を含む27...