Dd診断力てすと『口唇・口腔内のびらん』デンタルダイヤモンド 2022年02月号
原因 不明。ヘルペスウイルス感染を伴う尋常性天疱瘡例の多さから、天疱瘡の罹患もしくは悪化に対するHSV1、HSV2、HHV2の関与も考察されているが、判然としない。 病態 上皮細胞間接着因子デスモグレインに対するIgG自...
原因 不明。ヘルペスウイルス感染を伴う尋常性天疱瘡例の多さから、天疱瘡の罹患もしくは悪化に対するHSV1、HSV2、HHV2の関与も考察されているが、判然としない。 病態 上皮細胞間接着因子デスモグレインに対するIgG自...
1.脂肪腫 本症例は、病理組織検査結果から6⃣の歯内歯周病変部位に脂肪腫が合併して生じたものと診断した。 脂肪腫は、分化した脂肪組織からなる非上皮性の良性腫瘍であり、口腔・顎顔面領域での発生頻度は比較的稀(全脂肪腫の0....
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
4.悪性リンパ腫 臨床経過 MR画像にて上顎骨と一塊の40×20mm大の腫瘤性病変を認めたため(図❸)、 上顎歯肉腫瘍の臨床診断にて組織生検を行った。その結果、非ホジキンリンパ腫と診断された。血液内科に対診依頼し、化学療...
1.歯原性角化嚢胞 歯原性角化嚢胞(odontogenic keratocyst:OKC)は、2005年のWHO分類で良性腫瘍として、角化嚢胞性歯原性腫瘍(keratocystic odontogenic tumor:K...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
4.咀嚼筋腱・腱膜過形成症 咀嚼筋腱・腱膜過形成症は比較的新しい疾患概念で、側頭筋や咬筋といった咀嚼筋の腱・腱膜が両側性に過形成することで咀嚼筋の進展が抑制され、開口が制限される。開口制限は突然に生じるものではなく、緩徐...
4.上顎の慢性疼痛 歯の欠損部(顎堤部)の疼痛や開口障害などの症状がある場合は、臨床所見で炎症所見を認めなくとも、骨髄炎の精査が必要である。 慢性顎骨骨髄炎は、急性骨髄炎の経過で慢性骨髄炎に移行するものが多く、その臨床像...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。