豊田長隆 Nagataka TOYODA 里村一人 Kazuhito SATOMURA
鶴見大学歯学部 口腔内科学講座


患者:70歳、男性
主訴:舌に軽度の痛みを感じ、味がわかりにくい
既往歴:胃がん術後(7年前)
現病歴:1年前より食事時に舌の疼痛と味覚異常を自覚している。
現症:舌背に軽度発赤と舌乳頭の萎縮(図1)がみられ、眼瞼結膜がやや蒼白(図2)である。
臨床検査所見:WBC 5,200/μL、RBC 294×104/μL ↓、Hb 12.1g/dL ↓、HCT 35.9% ↓、MCV 122.1fL ↑、MCH 41.2pg ↑、MCHC33.7%、Plt 21.9×104/μL、BUN 13.6㎎/dL、Cre 1.03 ㎎ /dL、AST 21U/L、ALT 19U/L、Fe 158μg/dL、UIBC 109μg/dL、TIBC267μg/dL、フェリチン 83.9ng/mL、VB12>50pg/mL↓
カンジダ培養検査:陰性
Q 最も疑われる疾患名は?

① 舌痛症
② 地図状舌
③ Hunter 舌炎
④ Plummer-Vinson症候群
\こちらの回答は月刊 デンタルダイヤモンド 2025年6月号に掲載中!/
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月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。
今回は2025年6月号より、「舌の痛み」についてです。