臨床応用顕微鏡歯科学会主催の第3回顕微鏡ハンズオンコースが、6月18日㈰、連合会館(東京都千代田区)において開催された。本誌連載「顕微鏡直視治療を極めるスリーステップ秋山メソッド」のコーディネーターである秋山勝彦氏(山梨県開業)が講師を務め、参加者ごとに同学会公認インストラクターがついて、顕微鏡を動かしながらのハンズオンセミナーが展開された。
講義では秋山氏が警鐘を鳴らす不適切な顕微鏡使用に関する解説が行われ、実際に各種ミラーテクニックの欠点を体験するハンズオンでは参加者から驚きの声も聞かれた。「なぜ顕微鏡での治療がうまくいかないのか」、その理由を学んだうえで、初心者はどのように顕微鏡を学び、応用していくべきか、ステップを踏んで理解が深められるカリキュラムが進行した。
国内のみならず豪州からも受講生が訪れ、「世界で唯一直視の顕微鏡歯科治療」を学べる本会は盛会のうちに幕を閉じた。