小川 隆
Takashi OGAWA
東京医科大学八王子医療センター 歯科口腔外科
〒193-0998 東京都八王子市館町1163番地

図❶ 初診時の口腔内写真

図❷ 初診時のパノラマX線写真
患者:59歳、男性
主訴:右側鼻翼部の腫脹
現病歴:初診の1ヵ月前から右側上顎歯肉の腫脹を自覚。かかりつけ歯科での根管治療ならびに抗菌薬の投薬を受けたが症状は改善せず、当科を紹介され受診した。
既往歴:胆のう摘出手術(40歳)
家族歴:特記事項なし
現症:右側鼻翼部から頬部にかけて軽度腫脹を認めたが、皮膚は正常であった。
口腔外所見: 口腔内所見:6~3右側鼻翼部から頬部にかけて軽度腫脹を認めたが、皮膚は正常であった。
画像所見・パノラマX線所見:2頬側歯肉ならびに口蓋側歯肉に腫脹を認めた。頬側歯肉は発赤、一部壊死を認めた(図❶)。
臨床検査所見:白血球数8,240/μL、赤血球数476×104/μL、Hb15.8g/dL、血小板数25.8×104/μL、CRP0.18mg/dL。
主訴:右側鼻翼部の腫脹
現病歴:初診の1ヵ月前から右側上顎歯肉の腫脹を自覚。かかりつけ歯科での根管治療ならびに抗菌薬の投薬を受けたが症状は改善せず、当科を紹介され受診した。
既往歴:胆のう摘出手術(40歳)
家族歴:特記事項なし
現症:右側鼻翼部から頬部にかけて軽度腫脹を認めたが、皮膚は正常であった。
口腔外所見: 口腔内所見:6~3右側鼻翼部から頬部にかけて軽度腫脹を認めたが、皮膚は正常であった。
画像所見・パノラマX線所見:2頬側歯肉ならびに口蓋側歯肉に腫脹を認めた。頬側歯肉は発赤、一部壊死を認めた(図❶)。
臨床検査所見:白血球数8,240/μL、赤血球数476×104/μL、Hb15.8g/dL、血小板数25.8×104/μL、CRP0.18mg/dL。
Q 最も疑われる疾患名は?
① 急性壊死性潰瘍性歯肉炎
② 急性辺縁性歯周炎
③ 歯肉膿瘍
④ 悪性リンパ腫