佐藤浩子 Hiroko SATO
内藤博之 Hiroyuki NAITO
いわき市医療センター 歯科口腔外科
〒973-8555 福島県いわき市内郷御厩町久世原16
患者：42歳、男性
主訴：20年前からの舌の腫瘤
現病歴：20年前より、舌右縁の同じ部位をしばしば誤咬していた。その後、舌が徐々に腫脹した。10年前に現在の大きさに至った。
既往歴：高血圧症、痛風、脂肪肝、肥満（BMI40超）
現症：
口腔内所見；舌右縁に外向性の腫瘤。22×19㎜、厚さ12㎜（図１、２）。腫瘤周囲や深部に硬結は認めない。８７は欠損。
血液検査所見；CRP 1.25㎎/dL、白血球数7,800/μL、SCC抗原 0.6ng/mL
パノラマＸ線所見；７に根尖病巣を認める。
CT所見；舌右縁に造影効果を示す、22㎜大の領域を認める。
MRI所見；舌右側に造影効果を示す、24㎜大の腫瘤を認める（図３）。
主訴：20年前からの舌の腫瘤
現病歴：20年前より、舌右縁の同じ部位をしばしば誤咬していた。その後、舌が徐々に腫脹した。10年前に現在の大きさに至った。
既往歴：高血圧症、痛風、脂肪肝、肥満（BMI40超）
現症：
口腔内所見；舌右縁に外向性の腫瘤。22×19㎜、厚さ12㎜（図１、２）。腫瘤周囲や深部に硬結は認めない。８７は欠損。
血液検査所見；CRP 1.25㎎/dL、白血球数7,800/μL、SCC抗原 0.6ng/mL
パノラマＸ線所見；７に根尖病巣を認める。
CT所見；舌右縁に造影効果を示す、22㎜大の領域を認める。
MRI所見；舌右側に造影効果を示す、24㎜大の腫瘤を認める（図３）。
Q 最も疑われる疾患名は？
① 舌がん
② 炎症性肉芽
③ 舌膿瘍
＼こちらの回答は月刊 デンタルダイヤモンド 2024年3月号に掲載中！／
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月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。
今回は2024年3月号より、「長期にわたり存在する舌の腫瘤」についてです。