10月19日(日)、田町グランパークカンファレンス(東京都港区)において、国際歯周内科学研究会 第17回秋季カンファレンスが開催された(参加者:54名)。「鉄壁の歯科医院を作る! 」をテーマに、各種講演が行われた。
代表理事の塚本高久氏(愛知県開業)による開会の挨拶の後、招待講演1「歯科の採用・育成・トラブル対応・定着に成功した医院に共通する7つのポイント─ 312件の労働トラブル解決、歯科コンサル歴20年を通じて見えた“人のしくみ”とは」では、村上宏史氏(むらかみ社労士行政書士事務所/特定社会保険労務士)が登壇。採用時に賃金や人間関係などの職場環境(衛生要因)に過剰反応する“不満型人間”を見極める重要性を解説した。
招待講演2「成長支援評価で人と組織が育つ〜平等から公平・教育から共育へ〜」では、濵田真理子氏(エイチ・エムズコレクション)がスタッフ育成のあり方を語った。スタッフを技術力・接遇力・協調性・主体性など多面的な視点で評価し、継続的にサポートする「成長評価支援制度」が、組織の持続的な成長に有用であると述べた。
さらに招待講演3「次世代型歯科診療『未病歯科』の効果と実践法」では、鈴木 彰氏(神奈川県開業)が、国の方針を土台に歯科診療のゴールを示しながら、“未病歯科”の実践を紹介した。そのうえで、長期メインテナンスにより歯の喪失を大幅に抑制できることを、自院のデータをもとに報告した。

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