近年、根管治療はより精度の高い治療へと大きく進歩しています。数ある変化の中でも手術用顕微鏡が根管治療に与えたインパクトは非常に大きく、手探りの根管治療を見ながら治療するものへと変えたのです。根管治療は“Microendodontics”とその名を変えたと言っても過言ではありません。もしご自身の根管治療システムが大学卒業以来同じだとしたら、そろそろRenewalを考えてはいかがでしょうか。卒後間もない方でも最新のテクニックを身につける事は大事なことで、最新の根管治療への入り口は、手術用顕微鏡を臨床に導入することなのです。
手探りの根管治療にどんな新しい機械を使っても将来はあり得ません。今年で23年目を迎える本実習会は、顕微鏡下で行う根管治療を実習していただきますが、暗くて狭い根管内を高倍率で、しかもミラーテクニックによる処置を要求されるため非常に難しい反面、顕微鏡歯科への入門トレーニングとしても最適であると考えております。
実習にはCarlZeiss社製手術用顕微鏡EXTARO300をひとり一台使用していただき、最新の周辺機器もあわせてご紹介いたします。これから手術用顕微鏡の導入をお考えの先生方から、すでにお使いの先生方まで、幅広くご期待にお答えできるものであります。手術用顕微鏡が拡大してくれるのは“歯”だけではありません。我々歯科医の将来も拡大してくれるのです。
講師
井澤常泰先生
東北大学歯学部臨床教授 Zeiss 公認インストラクター
会場
日時
3回目(2日間):2024年10月26日(土)14:00 〜18:00、10月27日(日)9:00 〜16:00
定員
8名
参加費
180,000円(2日間、消費税込、日曜昼食込)
お問い合わせ先
白水貿易株式会社 セミナー受付係
関東北営業所 TEL 048-884-3951(担当:清水)
受付時間 平日 10 時~ 16 時(土日祝日除く)