2014年の小臼歯CAD/CAM冠の導入より10年目の節目の本年6月よりついに、光学印象装置/IOSが保険収載されました。
口腔内の情報を瞬時に取得することが可能となり、今までとは全く異なったアプローチの歯科診療を実現しました。
当初、補綴装置の製作としてのIOSは歯科材料の発達と共にその使用用途を拡げ、CT画像との連携に伴いインプラント治療をより安全かつ効率的に行うことが可能となりました。近年ではアライナー矯正には欠かせない装置となっております。しかしながら、これらの導入は今まで自費治療のみの取り扱いのため、機器価格も高価であり一般歯科診療所への浸透速度は保険診療機器におけるそれとは緩やかなものでした。今回、保険収載されたことにより当初はインレー修復の直接印象に用いるわけですが、今後、様々な保険補綴装置の製作に向けたデジタル化は避けることのできない時期を迎えています。
このように補綴装置の製作ばかりに注目が集まりがちですが、口腔内の情報を瞬時に口腔外に持ち出せることは、特に患者への口腔衛生指導に携う歯科衛生士にとっては効率的にTBIを行え、患者の理解力の向上につながっている。
今回、小池歯科医院において、光学印象装置を用いた新しいアプローチを歯科医師の活用、歯科衛生士の活用の2つの視点から共有したい。
セミナー内容
デジタル化がもたらす歯科治療の変革
患者コミュニケーションの質向上
当院におけるそれぞれの立場のIOS活用
講師
- 小池 軍平 先生 小池歯科医院 院長
日本デジタル歯科学会 - 吉久保 典子 先生 小池歯科医院 歯科衛生士
日本デジタル歯科学会
日時
2024年10月17日（木） 19:30～21:00
申込期限
2024年10月14日(月)
定員
50名
受講料
GC友の会 会員の方 無料
会員以外の方 1,100円(税込)
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お問い合わせ先
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