Dd診断力てすと『顔面切創からの排液』デンタルダイヤモンド 2019年10月号
3.耳下腺唾液瘻 処置および経過 開創したところ、血腫の他耳下腺実質や咬筋組織に著しい挫滅を認めたが、探索すると耳下腺浅葉に漿液の盛んな流出点が確認された(図❸)。これにより、腺体内における耳下腺管断裂に伴う唾液瘻と診断...
診断力てすと3.耳下腺唾液瘻 処置および経過 開創したところ、血腫の他耳下腺実質や咬筋組織に著しい挫滅を認めたが、探索すると耳下腺浅葉に漿液の盛んな流出点が確認された(図❸)。これにより、腺体内における耳下腺管断裂に伴う唾液瘻と診断...
診断力てすと月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
診断力てすと1.神経鞘腫 神経鞘腫は、神経鞘のSchwann細胞に由来する良性腫瘍である。 臨床所見 舌、頬粘膜および口底などの軟組織に好発し、弾性軟の腫瘤として認められる。一般的には被膜に覆われ充実性であるが、嚢胞状を呈することも...
診断力てすと月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
診断力てすと1.オスラー病 オスラー病(Osler-Weber-Rendu Syn-drome)は遺伝性出血性毛細血管拡張症の別名で、皮膚、粘膜および内部臓器の多発性毛細血管拡張と反復する出血を特徴とする常染色体優性遺伝性疾患である...
Q&Aこのところ、アンキローシスを有する高齢患者が増えており、抜歯に非常に多くの時間を要してしまいます。アンキローシスの患者に対する抜歯のコツを教えてください。 ──東京都・G歯科医院 アンキローシスとは、歯が健全な歯根膜を介...
診断力てすと2.膿原性肉芽腫 処置および経過 歯肉がんを疑い擦過細胞診を実施したが悪性所見を認めなかったため、臨床診断を膿原性肉芽腫として局所麻酔下に切除生検を行った。周囲の健常組織を含めて骨膜下で切除し、病変と周囲組織との癒着がな...
診断力てすと4.特発性血小板減少性紫斑病 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は、血小板に対する自己抗体の出現により、おもに脾臓において血小板の破壊が進んで、血小板が減少する自己免疫性疾患である。血小板が減少することで、さまざまな出血...
診断力てすと月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
診断力てすと月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。