上顎洞は、副鼻腔のなかで最も大きく、その容積の増加は生理的な現象である。その成長は胎生3ヵ月ごろから始まり、20歳ごろに成長が終了する。しかしながら、上顎洞底の皮質骨壁が破骨細胞によって吸収されることで、歯槽頂や上顎大臼歯歯根周囲に陥入し、さらなる上顎洞容積の拡張が起こることがある。さらに上顎洞が拡張した症例では、小臼歯、犬歯、前歯部歯根まで拡張し、インプラント治療や矯正歯科治療に影響を与えることとなる。
一覧へ戻るRECOMMEND
-
歯科衛生士
歯科衛生士になってから勉強すべきこととは? おすすめの本や雑誌、学習方法を紹介 -
歯科医師
Dd診断力てすと『PMTC中に生じた右眼周囲から頸部にかけての痛み』デンタルダイヤモンド 2024年8月号 -
Q&A
Q&A 法律 迷惑な患者の受診を断ることができるか|デンタルダイヤモンド 2024年6月号 -
未分類
歯科出版社がおすすめする『歯科矯正』に役立つ専門書10選 -
診断力てすと
Dd診断力てすと『左側舌背部の無痛性の腫瘤』デンタルダイヤモンド 2017年6月号 -
DHstyle
【感染制御学ノート】vol.54 災害時における感染制御:DHstyle 2016年6月号 -
歯科医師
Dd診断力てすと『長期に及ぶ口蓋の腫脹』デンタルダイヤモンド 2025年2月号 -
Q&A
Q&A 法律 成年年齢の引き下げによって何が変わるか|デンタルダイヤモンド 2022年3月号
カテゴリー
人気記事
記事、写真、表、イラスト、グラフ、動画、音声など、デンタルダイヤモンド社の発行物および各サイトで提供されるあらゆる形のコンテンツの著作権は、デンタルダイヤモンド社または、執筆者など正当な権利を持つ第三者に帰属しています。著作権法で、許諾無く利用できることが認められている場合を除き、コンテンツの一部または全部を無断で複製、公衆送信、翻案するといった利用はできません。