モノブロックとは、失活歯の歯根部修復における構造様式で、ポストコアと歯根が一体構造を呈している状態。F.R.Tayらは、モノブロックの形成の難しさを指摘し1)、モノブロックの構成要素であるファイバーポスト(根管充塡材)と接着材料、歯根象牙質それぞれの弾性係数を一致する必要があると述べている。高いC-factor、軟化象牙質、スメア層、根管貼薬および拡大中の薬剤、MTAの根管壁への付着、接着時のコントラクションギャップなどがモノブロックの形成を妨げる。
【参考文献】
モノブロックとは、失活歯の歯根部修復における構造様式で、ポストコアと歯根が一体構造を呈している状態。F.R.Tayらは、モノブロックの形成の難しさを指摘し1)、モノブロックの構成要素であるファイバーポスト(根管充塡材)と接着材料、歯根象牙質それぞれの弾性係数を一致する必要があると述べている。高いC-factor、軟化象牙質、スメア層、根管貼薬および拡大中の薬剤、MTAの根管壁への付着、接着時のコントラクションギャップなどがモノブロックの形成を妨げる。
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