日本小児科学会は「母乳育児」を【母親が自身の母乳を直接授乳し児に与え、発育を促していくこと】と定義している。この場合、少量でも母乳を与えていれば母乳育児を行っていると言えるが、理想的な母乳育児に近づけるためには母乳の割合をできるだけ多くすることが望ましいとしている。一方、「母乳栄養」は【栄養として母乳を与えること】と定義され、他の母親の母乳や搾母乳、哺乳びんやチューブからの哺乳の場合も母乳栄養と定義される。
出典リンク先:
小児科医と母乳育児推進.
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/saisin_110916.pdf