刊行にあたって 「下顎総義歯吸着印象法」とは、1999年に阿部二郎氏によって提唱された、従来は困難とされていた下顎総義歯の吸着を目的とした閉口機能印象を用いた手法である）。下顎総義歯も上顎と同様に義歯床縁全周囲を口腔粘膜...

刊行にあたって 　2018年11月７日、都内の研修室でHenrique Bassi先生のレクチャーを株式会社ビーエスエーサクライのスタッフと一緒に受けていた。歯科医師は私１人だけ、通訳の説明を受けながらBassi先生のス...

刊行にあたって 　ある静かな朝に一通のメールが届いた。　「先生、治療に近道はありませんでした」　３ヵ月前に「また連絡します」とキャンセルの連絡があった50 歳の女性患者からである。彼女は咬み合わせが合わない、顎が痛い、手...

刊行にあたって 　大阪大学歯学部附属病院小児歯科において、小児や障がいを有する患者さんの治療に従事して28年ほどになります。ここ10年は、病院における歯科衛生士に関する世話役を任され、多くのことに取り組んできました。実際...

刊行にあたって 　本書は、できれば最初から順を追って読んでいただきたい。いきなり虫の写真が出てきて戸惑うかもしれないが、生物にとって当たり前のシンメトリーを語るのに必要な第一歩で、わが家のペット「ポチ」まで動員して書かせ...

刊行にあたって 　歯科疾患実態調査の結果が示すように、超高齢社会を迎えたわが国において、全部床義歯、部分床義歯を必要とする患者はいまだ減少していないことは明白である。さらに、義歯装着者において治療難易度が増していると感じ...

刊行にあたって 　離乳食についての悩みは、育児の困りごとのなかでもつねに上位に入る難しい問題です。2018年に小児口腔機能管理加算が保険収載され、歯科診療のすそ野が、歯の生えていない乳児期まで広がりましたが、実際の臨床に...

刊行にあたって 　アライナー型矯正装置を用いた矯正治療（アライナー矯正）は、患者はもちろんのこと、歯科医師に対しても多くのメリットを有する矯正治療法であることから、わが国ではその需要が急成長しています。世界的に見てもその...

Ddセミナー Ddセミナーでは、口腔外スキャナーを用いたデジタルデンチャー技術に、アナログの作業を融合させて行う総義歯製作の勘どころを紹介いただきました。 臨床スクエアケースプレ＆アドバイス 他 そのほかにも、規格性のあ...

はじめに 　口腔衛生指導で歯磨剤の提案を行う場面は少なくありません。 「この特徴・スペックが、なぜ、現在のあなたに有利なのか？」。数多ある歯磨剤のなかから、口腔内の状態に合わせて適切な製品を選び、効果的な用法・用量を解説...