Dd診断力てすと『舌根部の腫瘤』デンタルダイヤモンド 2018年1月号
2.骨性分離腫 全身麻酔下に、腫瘤の基部の有茎部分をメスで切離し、一塊として摘出した。圧迫のみで止血可能であったため、縫合は行わなかった。 処置と経過 一層の粘膜に覆われた骨様硬の腫瘤で、内部に直径10㎜の黄白色、平滑...
2.骨性分離腫 全身麻酔下に、腫瘤の基部の有茎部分をメスで切離し、一塊として摘出した。圧迫のみで止血可能であったため、縫合は行わなかった。 処置と経過 一層の粘膜に覆われた骨様硬の腫瘤で、内部に直径10㎜の黄白色、平滑...
1.舌化膿性肉芽腫 化膿性肉芽腫(Pyogenic granuloma)は、皮膚や口腔粘膜に発生する隆起性の病変で、膿原性肉芽腫や毛細血管拡張性肉芽腫、あるいは、しばしば妊娠女性に見られることから、妊娠性肉芽腫とも呼ばれ...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
4.3⃣の異所性埋伏 閉口障害とは、口が閉じない状態をいう。閉口障害の最も発生頻度の多いものとして、顎関節脱臼や関節円板の異常を伴う顎関節症が挙げられる。本症例も、閉口障害から顎関節症を疑われての紹介受診患者であった。顎...
3.多形腺腫 処置と経過 臨床経過および画像所見より、血管・神経・小唾液腺由来の嚢胞成分を伴う腫瘍性病変が疑われたが、粘表皮がんなどの悪性腫瘍を否定できない所見を認めたため、組織生検および試験穿刺は行わずに病変の全摘生検...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
フッ化物イオン濃度1,000ppmを超える歯磨剤が承認され、濃度1,000~1,500ppmの新製品が発売となっています。ブラッシング指導や保健指導において、今後注意すべき点はありますか。 ──東京都・S歯科 フッ化物配...
1.顎関節滑膜性骨軟骨腫症 処置および経過 患者が手術を希望しなかったため、画像評価による定期的経過観察を継続した。最初の画像評価から約9ヵ月後に撮影したMRIのT2WIで、joint effusion内に多発していた低...
3.癒合歯による慢性炎症 本症例では、その発生部位および視診上、画像所見上からは舌下腺由来の腫瘍などが疑われた。舌下腺に発生する腫瘍の約70%が悪性とされていることから、悪性腫瘍の可能性も念頭に置いて全切除前に生検を行っ...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。