Dd診断力てすと『新生児の口腔内腫瘤』デンタルダイヤモンド 2017年3月号
4.異所性歯牙腫 歯牙腫は、歯胚の形成異常から生ずる組織の形態異常で、厳密には真の腫瘍ではないとされている。歯牙腫は複雑性歯牙腫と集合性歯牙腫に分類される。前者は解剖学的な歯の構造を示さない硬組織として、後者は歯の形態が...
4.異所性歯牙腫 歯牙腫は、歯胚の形成異常から生ずる組織の形態異常で、厳密には真の腫瘍ではないとされている。歯牙腫は複雑性歯牙腫と集合性歯牙腫に分類される。前者は解剖学的な歯の構造を示さない硬組織として、後者は歯の形態が...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
2.外歯瘻 処置および経過 同日から、消炎処置(LVFX 400mg/dayとCAM 400mg/dayを7日間、CAM 400mg/day7日間内服投与)ならびにの根管治療を開始。消炎後、瘻孔閉鎖術ならびにの抜歯術を施...
3.慢性歯性上顎洞炎 概要 歯性上顎洞炎は、慢性副鼻腔炎患者の約10%に存在する。歯根部の炎症が上顎洞内に波及し、鼻汁、後鼻漏、鼻閉、悪臭、頬部痛などの臨床症状を呈する疾患である。慢性副鼻腔炎は、鼻と副鼻腔を繋いでいる自...
3.造血器腫瘍 前記選択肢はすべて鑑別すべき疾患であるが、その後の経過により悪性リンパ腫(造血器腫瘍)が判明した症例である。 本症例の特徴は、Numb chin症候群を呈し、顎領域に初発症状を呈した造血器腫瘍の症例であっ...
3.義歯性カンジダ症 口腔カンジダ症は急性と慢性に分類される。前者には急性偽膜性カンジダ症と急性萎縮性カンジダ症がある。急性偽膜性カンジダ症は、容易に剥離できる小斑点状の白色偽膜を認め、偽膜を除去しても粘膜の発赤はほとん...
月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
1.播種性血管内凝固症候群 歯科診療中に、全身疾患に関連する異常歯肉出血や抜歯後出血に遭遇することがあります。歯肉の炎症など原因疾患があきらかな場合には診断は比較的容易ですが、口腔内に原因性が低く、全身基礎疾患が不明であ...