Dd診断力てすと『下顎の腫脹』デンタルダイヤモンド 2020年11月号
2.悪性リンパ腫 診断のポイント 症状および画像所見より腫瘍性疾患が考えられる。骨の浸潤破壊像を認めることより、悪性腫瘍が最も疑われる。潰瘍などの所見はないが、腫瘤を伴う腫脹を認める。また、臨床経過が長いため、炎症性疾患...
診断力てすと2.悪性リンパ腫 診断のポイント 症状および画像所見より腫瘍性疾患が考えられる。骨の浸潤破壊像を認めることより、悪性腫瘍が最も疑われる。潰瘍などの所見はないが、腫瘤を伴う腫脹を認める。また、臨床経過が長いため、炎症性疾患...
診断力てすと4.悪性黒色腫 診断のポイント 熱傷は、高温食物の摂取に関する記憶がないことや病変に疼痛がないことから鑑別される。帯状疱疹は、全経過中に水疱形成が認められないことや疼痛がないことから鑑別可能である。表在性の扁平上皮がんと...
診断力てすと2.三叉神経痛 国際頭痛分類第3版(ICHD-3)では、三叉神経痛(Trigeminal neuralgia:以下、TN)は典型的TN、二次性TN、特発性TNに分類されている。典型的TNならびに特発性TNは、50歳以上で...
診断力てすと月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
診断力てすと山下佳雄 Yoshio YAMASHITA佐賀大学医学部 歯科口腔外科学講座〒849-8501 佐賀県佐賀市鍋島5-1-1 図❶ 右第2、4指爪の角化の亢進 図❷ 両側頬粘膜や左側口角部にレース状の白色病変 図❸ 生検病...
診断力てすと4.骨形成線維腫 口腔内に発症する腫瘍性病変は、歯原性腫瘍と非歯原性腫瘍に大別される。そのうち、顎骨内に発症する腫瘍は歯原性腫瘍が多くを占めている。WHOの2005年の分類では、「歯原性上皮からなり……」、「歯原性上皮と...
診断力てすと2.口腔扁平苔癬 口腔扁平苔癬(Oral Lichen Planus:OLP)は日常臨床において遭遇する機会の多い病変で、中年以降の女性に多いと報告されている。好発部位は頬粘膜だが、舌や口唇、歯肉にも出現する。原因につい...
診断力てすと月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。
診断力てすと2.化膿性肉芽腫 化膿性肉芽腫は、皮膚や粘膜に生じる易出血性の隆起性病変であり、口腔領域も好発部位の1つとされている。 かつては化膿性の微生物感染が原因と考えられていたが、口腔内における誘因としては外傷の既往、歯牙鋭縁、...
診断力てすと月刊デンタルダイヤモンド誌に長年掲載され、読者の先生方に人気の「Dd診断力てすと」。 今回は2024年12月号より、「右下顎臼歯部の腫瘤」についてです。