インプラント治療は今や補綴主導型治療のプロトコルで計画実行されることは常識となっている。しかし未だ、そのための診査、診断、治療計画の一貫したワークフローが確立されているとは言い難い。この問題の一つにはインプラント埋入部位の多様性が挙げられる。すなわちインプラントサイトの形態および骨量骨質、抜歯時期、荷重時期について理解しなければ適切なインプラントの選択と埋入手技が困難となる。もう一つの問題はデジタル化したワークフローへの変換である。近年歯科用CTの普及およびシミュレーションソフトと口腔内スキャナーの登場により、診断画像から補綴計画、外科処置まではデジタル化されたプロセスを辿る事が可能となった。しかしそれぞれの行程のデジタルデータは未だ連続したワークフローとして完成しているわけではない。
今回のコースではインプラントサイトの評価から適正な補綴主導型インプラントの配置とデザインの選択、シミュレーションの勘所と埋入時期別外科処置の勘所について、実際の症例を通じて習得していただくことと、デジタルワークフローを確立するためのヒントを吸収していただくことを目標とする。
講師
月岡庸之 先生 東京都練馬区開業 日本大学松戸歯学部 臨床教授
日本口腔インプラント学会 専門医 指導医 日本歯科放射線学会 認定医
社)東京形成歯科研究会 会長 O J 正会員 先進歯科画像研究会(A D I)幹事
日時
2025年 02月16日 (日) 10:00 〜 17:00
申込期間
2024年 04月20日 (土) 〜2025年 02月13日 (木)
会場
定員
10名
参加費
友の会有料会員本人 55,000円
友の会スタッフ(院長が一般会員) 58,300円
有料会員に未入会 69,300円
お問い合わせ先
株式会社モリタ 東京本社セミナー係
TEL 03-3834-6164
受付時間:9時から17時(土曜・日躍・祝日除く)