11月23日(日)、横浜シンポジア(神奈川県横浜市)において、第4回日本唾液ケア科学会学術集会(大会長:槻木恵一氏・神歯大)が開催された(参加者:約250名)。昨年12月に学会化してから初の学術集会であり、「唾液と検査・栄養・健康、そして未来!」をテーマに、特別講演やシンポジウムなど、多数の講演が組まれた。
特別講演「美味しさと唾液~唾液味覚相互作用と新規唾液分泌調節機構~」では吉田竜介氏(岡大院医歯薬)が登壇。唾液と味覚の関連性について、ヒトやラットの研究をもとに解説した。研究では基本味のうちとくに酸味とうま味が唾液分泌を促し、その継続性の差も示された。
教育講演では土屋和子氏(スマイル・ケア)が「唾液分泌促進のために伝えたい“あれこれ”」と題し、唾液の基礎知識をはじめその臨床例を紹介した。なかでも唾液減少は原因がさまざまであるとし、それぞれの原因に対するアプローチ方法を臨床に即して解説した。
会員指名発表「唾液と栄養が出会うとき、その臨床的活用例」では新田成人氏(神奈川県開業)と同院に所属する管理栄養士・岩橋亞希氏が、唾液にかかわる臨床現場の実際を紹介した。新田氏は唾液検査結果の活用例や管理栄養士との連携について述べた。続いて岩橋氏は、同院が日本栄養士会の栄養ケアステーションとして認定を受け、日々「よく咀嚼し唾液を出す食事」を提案しており、その具体的な取り組みを解説した。
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