11月14日(金)~16日(日)、福岡国際会議場、福岡サンパレス(福岡県福岡市)において、第70回日本口腔外科学会総会・学術大会(大会長:楠川仁悟氏・久留米大学医学部)が開催された(参加者:6,127名)。「∞Infinity─原点から未来へ─」をテーマに、特別講演や海外招聘講演、第70回記念講演、教育講演、シンポジウムに加え、国際化の推進を図るため英語によるセッションも多数組まれた。
シンポジウム1「口腔外科エマージェンシー─その時、あなたならどうする!」では7名が登壇し、気道確保、CBS(頸動脈破裂症候群)、腫瘍関連凝固異常、irAE(免疫関連有害事象)、顎変形症手術の合併症などへの緊急対応と法的解釈について発表が行われた。長谷川温氏(東京医科大)は、CBSが致命的な合併症であることから、事前の情報共有や初期対応可能な人的配置、多職種連携の重要性を訴えた。
教育講演1「口腔外科からみた薬剤耐性(AMR)対策と感染予防対策」では、松野智宣氏(日歯大病院)が抗菌薬の適正使用と口腔外科医がAMR対策に果たす役割について解説。また、「抗微生物薬適正使用の手引き第四版 歯科編」を紐解き、予防的投与の目的や原則について示した。
病院歯科口腔外科シンポジウムでは、地方都市における口腔外科医の偏在や課題について議論された。榊原典幸氏(日鋼記念病院)は、人的交流による医療の均てん化などの北海道病院歯科医会の取り組みを紹介した。
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